zoomで使えるキレイのヒント③「照明の使い方」
新型コロナウィルス感染症(covid-19)で自粛になり、zoomを使ってのミーティングが多くなります。
自粛期間が過ぎても、web会議やリモートワークが増えてきましたよね。
初めての人やビジネスミーティングでは、見栄えやモニター越しの印象をよくすることが必須です。
テレビ業界で働いていた私の知識から生まれた、zoomでのキレイのヒントシリーズ。
「zoomで使えるキレイのヒント① カメラの位置」
「zoomで使えるキレイのヒント② 目線」
とご紹介してきました。
今回は照明について、特に女性の場合には、肌をキレイに見せるために「照明」を使うことが必要です。
今日はこんなおはなしです
zoomでキレイに映る照明の明るさは?
今時は、プロフィール撮影とか、写真スタジオとかで、スチールカメラの照明の明るさに慣れてる方も多いかもしれません。
動画の撮影も同じように、明るい中で撮影しますが、その時の照明は思ってる以上に明るいです。
よく街でロケしてると、照明の明るさで気がつくことってありませんか?
zoomや他のソフトでのオンライン会議の時も、本当はあれくらい明るいのをキープしたいんです。
そういえば、
前にすごーく予算のない番組で、ディレクターさんが、
「今週は照明さんお願いしないで、照明は俺がやる。」
と言ってやったけど、地上波とは思えない絵面になったことがありました。
映った私たちも、酷い顔してたなぁ・・・。
照明、なめちゃダメです(^-^;)
最低限これくらいはしてときたいzoomの明るさセッテイング
でも、こんなテレビの照明さんくらいは無理としても、
最低限、これだけはやってほしいというのをお伝えしますね。
・逆光は避ける(蛍光灯の逆光も!)
・自分自身に明かりが来るようにする
この2つ。
多少暗くても「まいっか。」と思ってるかもしれませんが、思ってる以上にweb上では暗いです(泣)
顔とか、ガッサガサに、ぼやんぼやんに映っています。
まず「逆光を避ける」ですが、これは昼間の太陽の明るさのことだけではありません。
夜、リビングの片隅でzoomしている時は、リビングの照明が背中の方にあって、顔が真っ暗になっていません?
後ろを通る家族の方が、バッチリ明るく映っていたり・・・(笑)
やっぱり、それはいただけません。
明かりは斜め前から当てる
では、明かりはどの方向から当てるのが良いのか?
当たり前の話ですが、基本的に、自分自身に明かりが来るようにしましょう。
とりあえずは、デスクライトでも構いません。
自分より、後ろの何かに明かりが来ていると、そちらにホワイトバランスがあってしまい、自分がさらに暗くなってしまいます。
後ろの壁には光が当たっていなくても、
(バーチャル背景でなんとかなるし)
自分自身に出来る限り光が当たってるように!
そして、明かりの方向ですが、
方向は斜め前の方から当てるようにしてください。
そうすることで、顔に陰影が出て、立体的に見えます。
上からも下からも正面からも照明を当てすぎると、ノペーとした顔になってしまいます。
頑張って大きい照明買ったよーっていう人は、
のペーっとしないように、少し遠くから当てみて。
近いと顔がテカるし、またさらに後ろに影が出ちゃうしね!
照明にトレーシングペーパーを使う時のコツ
あまり照明との距離が取れないとか、
光が強すぎる時は、
トレーシングペーパーを洗濯バサミで
止めたりして、明るさを柔らかくしてしてみてくださいね!
その時のポイントは、
トレーシングペーパーをふんわりカバーして、金のピンチで止めること。
そうすることで、光は柔らかくなり、ただトレーシングペーパーを当てるより、さらに明かりに広がりが出ます。
トレーシングペーパーを使った照明の方法については、安いLEDライト用のディフューザーを自作したよ(コスト1個50円くらい)を参照してみてください。
Neewer 480ライトを買ってみました
私も色々悩みましたが、10000円以内で探して、
Neewerの480ライトを購入してみました。
このお値段でケース&ACアダプターつき!
実は前に、Neewer176ライトを購入したことがあったのですが、
不良品だったらしく、明かりがつきませんでした・・・。
で、結局返品して、Neewer480ライトを買い直したのですが、
サイズもこちらの方が全然大きくてよかったです!!!
この写真で大きさわかるかな?
こうやってみると、そんなに大きく見えないかもしれませんが、
実際にTBSテレビの取材が我が家に来たときのライトはこれくらい。
1.5倍くらいかな?
でもこれが民放の取材で使ってるサイズと思うと、なかなかNeewer480もイケてるんじゃないでしょうか?
かなりneewer480も明るいのですが、私のMacBook Airのカメラが何せ720pなので、映りがイマイチ・・・。くっきりと出た影を消すために、デュフューザーを付けました。
2つあれば完璧かなぁ?
自作のレフ版を使って、顔を明るく見せる方法
でも、照明を2つ買えない!という方も多いでしょう。
ということで、こんなものを自作してみました。
zoom時(オンライン会議)の時の服の色にも注意!
写真を撮る時など、明るい色の服を来ていた方が顔色が明るく写るとよくいいますよね。
でも、動画の場合は、そうとも言えません!
カメラには、「ホワイトバランス」という機能があります。
簡単にいうと、「白は白らしく」なるように、色味を調整してくれるのですが、
いちいちホワイトバランスを手動で合わせるカメラを使うならまだしも、
パソコンのカメラにはそんな機能はありません。
なので、
白い服を着た時は、どんな風に写ると思いますか?
白い服は白く、顔色は濃く、映ってしまいます!
そう、松崎しげる現象です!!!
スタジオ収録の番組で、真っ白の上下を着てる人って、見かけなくないですか?
一人ならまだしも、いろんな色の服を着た方と一緒だと、
一般的な肌の色に合わせると、白い服は真っ白に飛んでしまうのです。
なので、服の色は、
真っ白は避ける
できれば淡い色
紺も茶も黒にしか映らない
と思っておきましょう。
照明に頼るだけでなく、表情筋の土台が大切!
照明にお金がかけられなくても、元々のお肌の土台を整えておくことも忘れずに。
キレイに見せるカメラアプリは、顔の表面を滑らかに見せてくれますよね。
逆を言えば、顔の表面が垂れてきて、不必要な影が出ているということ。
それを消すには、照明だけではなく、お顔の筋トレをして土台自体滑らかにすることが大切です。
この咬筋をほぐすマッサージも効果的!
是非参考にしてみてくださいね!